2013年9月29日日曜日

核廃棄物問題学習講演会のお知らせ 11月10日


ともに学び、ともに考えましょう

核廃棄物の処分問題を
   考える学習講演会

-北海道・幌延を核のごみ捨て場にさせないためにー 


◇日時 2013年11月10日(日)
           13時30分~15時30分
◇会場 かでる2.7  730研修室 
◇講演 「幌延深地層研究センター」
          は直ちに廃止を!
    講師・神沼公三郎(かぬま きんざぶろう)
                   北海道大学名誉教授

核のごみの処理・処分方法を考えないまま原発推進・核のごみの全量再処理路線を突き進んできたツケがまわってきています。
 いまこそ原発ゼロを実現し、核のごみを増やさず、その処分問題を真剣に考える時ではないでしょうか。
 幌延を最終処分場にさせないために、長く幌延の地で関わってこられた神沼先生を講師に迎え、核のごみのいまを考えます。
 
 ぜひ多数ご参加ください  
          

          - 資料代 300円 -


主催:原発問題全道連絡会
(白石区菊水5条1丁目4-5、道労連内
電話:815-8181,Fax:815-4545)

科学者会議が緊急シンポジュウム 9月21日


日本科学者会議北海道支部が緊急シンポジウム
「新規制基準と泊原発再稼働を問う」
            に約50人
9月21日緊急シンポジウムが行われ、約50人が参加しました。シンポでは、下記の3氏が報告して意見交換しました。3氏の報告演題は以下の通りです。
◎「新規制基準で原発の事故は防げるか」石崎健二(日本科学者会議会員、原発連事務局次長、気象学)
◎「原子炉一次冷却系材料の照射脆化」姫宮利融(日本科学者会議会員、金属工学)
◎「地域経済と原発再稼動問題~泊原発を含めて考える」小田清(日本科学者会議会員、北海学園大教授、地域開発政策論)
シンポジウム終了にあたって、科学者会議道支部常任幹事会名で下記の声明を発表しました。



<声明>     泊原発再稼動は認められない



現在、日本の原子力発電事業は、新たな試練に直面している。東京電力福島第一原発事故は、収束どころか次々と困難な問題が続発しており、特に汚染水流出の問題については、根本的な対策が見いだされず、政府も東電も右往左往している。
このような状況の中で、昨年9月「原子力規制委員会」が発足し、新たな「新規制基準」が制定され、去る7月8日に施行された。施行当日に4電力が5原発10基について再稼動の前提となる新基準適合審査を申請した。この中には北海道電力泊原発1-3号機も含まれている。

 しかし、この基準なるものは、福島原発事故の究明がないまま、早期の原発再稼動に向けた「見切り発車」の姿勢が強く、「世界最高水準の基準(規制委員会委員長)といううたい文句とは裏腹に、原発の事故を防ぐ保証にはほど遠い内容である。さらに、地域防災計画が本当に役立つのか、の検証もされておらず、「事故が起きたら勝手に逃げろ」と言わんばかりの無責任な辞退になりかねない。
そもそも、原子力発電はまだまだ未熟な技術であり、今後とも様々な事故の発生が予想され、しかも、原子力発電は、稼働に伴い発生する放射性廃棄物の処分方法も決まっておらず、また福島原発事故以来国民の理解も得られていない。そのような中で原発による発電を行うことは無責任なことである。我々は、北海道電力が今回の再稼働申請を取り下げ、再稼働を行わないことを強く訴えるものである。

2013年9月21日         

日本科学者会議北海道支部常任幹事会

   (原発連事務局FAX通信より)

原発問題連絡会ニュース 第240号 2013年9月20日

原発問題連絡会ニュース 第240号


9・12原発ゼロ・秋のたたかい
    学習決起集会に会場いっぱい        の350人
―安倍内閣の暴走と深まる国民との矛盾。共同の大運動を広げうる情勢に確信つよめ消費税増税・社会保障改悪中止、泊原発ストップ、TPP阻止へ決意かためあうー

 国民大運動北海道実行委員会と原発問題全道連絡会共催の「原発ゼロ・秋のたたかい学習決起集会」が9月12日夜、札幌エルプラザホールで開催され、札幌をはじめ、小樽、岩見沢、苫小牧、釧路などから会場いっぱいに350人が参加、秋のたたかいへの決意をかためあいました。

―小池晃参議の基調講演「情勢の大局とたたかいの展望」に
                     共感の拍手と熱気



  小池晃参議は最初にシリア情勢をどうみるかについて、化学兵器の使用禁止は、軍事攻撃では解決せず、かえって拡散させてしまうと批判、あくまで国際社会が廃棄を迫ることだと強調。ついで小池氏は、安倍首相が来年4月から実施しようとしている消費税増税に
講演する小池晃参院議員
(9月12日)
ついて、社会保障の改悪と一体であると批判し、政府内からも延期を求める声が上がっていることを指摘し4月からの増税中止の一点ですべての政党に共闘をよびかけたい。世論が決定的であり、運動を大きく広げようと呼びかけました。

 原発問題では、実態とかけ離れた安倍首相の「(福島第一原発事故は)コントロールされている」との発言を厳しく批判。「福島の汚染水問題の解決と事故収束には「再稼働や原発輸出はやめて、そこにつぎ込んでいる人員を汚染水対策に集中するなど、国が全面的な対策を行い、その費用負担は原発利益共同体に求めるべきだ」と提起。「北海道でいえば3号機の再稼働を急ぐのはプルサーマルを実施したいためで、進む道が全く逆だ。止まったままの泊原発の廃炉こそが現実的な打開策だ」と強調、共感の拍手と声援が湧きました。



―4分野から決意表明
      ~原発100万人署名達成へ札幌で集中行動を計画


小池さんの講演の後、生活保護受給者が、保護費切り下げ許さない審査請求の取組み、中部民商役員が、消費税増税中止の運動、道農協労連役員が、TPP撤退の運動、札幌地区労連役員が、雇用改悪反対と原発ゼロをめざすたたかいについて、それぞれ決意を表明。原発問題について札幌地区労連の木村俊二書記長は「全道100万人署名をやりあげるには札幌の運動が大事。全国段階の『10・13NO NUKES DAY』に呼応し、10月12~14日の3連休に地域訪問集中行動を行う」と述べました。



―出口憲次国民大運動道実行委事務局長が行動提起


 出口憲次氏は、(1)原発100万人署名をやり上げる、(2)消費税増税阻止の一点での共同を広げる、(3)社会保障「解体」を阻止し、安心して生きられる社会保障の確
熱心に視聴する会場いっぱいの参加者
(9月12日)
立をめざす、(4)TPPに反対し、農業と北海道経済を守る、(5)憲法をいかし、守り抜く、の5分野について簡潔な行動提起をおこないました。続いて同氏は、原発のない北海道へ、「全道100万人署名推進センター」を設置し、(1)取り組む担い手を増やす、(2)統一行動で署名運動の飛躍をつくる~首都圏で行われる「10・13 NO NUKES DAY」に呼応し、札幌で10月12~14日の3連休に午前(9時~12時)、午後(13時~16時)の2波づつ合計6波、各波100人規模の参加で、地域署名統一行動を行う、(3)集会を大きく成功させ、原発ゼロをアピールする(①10月5日の「STOP!泊原発の再稼動」さようなら原発北海道集会inいわない】の成功、②「なくせ原発!安心して住み続けられる福島を」11・2大集会inふくしまの成功)、(4)一致する要求での共同を広げる、などの行動計画を説明。さらに、全道100万人署名用の宣伝資材として、署名用紙(追加増刷分1枚5円)、「ハガキ署名付きチラシ」(1枚5円)、ポスター(1枚70円)を紹介しました。

 また、出口氏は、100万人署名推進のために、地区ごとに学習意思統一をはかる上で役立つ学習資料として、7月29日の「原発ゼロ大運動」意思統一会議での畠山和也原発連代表委員の報告を配布資料に転載して紹介しました。

学習決起集会アピール
「憲法を守り、いかす国民的共同で、
      安倍政権の暴走にストップを!」を採択
 続いて決起集会では、司会者がアピール案を朗読して提案、これを拍手で採択しました。


原発連も「全道100万人署名」推進へ奮闘

福島から2年半―11日行動(イレブンデー)、26日行動(チェルノブイリデー)軸に宣伝署名

原発連と国民大運動実行委は、この約1カ月の間に、8・26チェルノブイリデー、9・7さようなら原発実行委共同宣伝署名行動、9・11イレブンデー、9・12札幌駅南口夕方宣伝など4回、全道100万人署名に取組みました。



 
8・26宣伝行動(札幌駅前)
8月26日の昼休み行動には、道労連傘下の労組員や新婦人道本部メンバー、北商連役員、原発連役員など7団体から10数人が参加、「原発のない北海道を 署名にご協力下さい」の横断幕を掲げ、北商連の池田事務局長、原発連の米谷事務局長、道高教組本部の板垣書記次長らがマイクを握って、全道100万人署名への協力をよびかけました(写真)。「仙台から手稲区に避難してきています。原発は何としてもなくしたい。頑張ってください」(40才代女性)、「官邸前行動にも参加している。北海道でも頑張ってください」(男性)など、夏休み中とあって、全道、全国各地からの人たちが署名し、30分間に65筆が寄せられました。
9・11行動でも30分間に60筆超える署名が寄せられ、「安倍総理のIOC総会での安全宣言はひどい。汚染水はコントロールできていないのに、とんでもない」「原発はいらないです。早くなくすべきです」などの声が寄せられました。


 30団体・労組に100万人署名の協力を要請 ~ 3労組から協力
 原発連は、かねてから広範な団体や労組に100万人署名への協力をお願いする方針をもち、これまでに30団体・労組に協力を要請しました。これまでに道新労組と大谷中・高校職組、りんゆう観光労組から、同封の署名用紙に署名して返送してくれました。引き続き、農業団体や漁業水産団体もなどに要請する予定です。


泊原発3号機の地震計、
    豪雨による浸水でいまだ作動せず

津波対策に重大な欠陥か?「水密扉設置の対象外の箇所だ」
ですますとは?

共産党国会議員団などが現地調査
   ―原発問題後志住民の会も参加しリポート

 日本共産党国会議員団と真下紀子道議らは9月18日、北電泊原発3号機で8月末の豪雨による雨水の流入で3号機の制御用地震計(大きな地震があると稼働中の原発を自動停止させる地震計)が停止した問題について現地調査を実施しました。同行した原発問題後志住民の会の大石美雪事務局長(前岩内町議)からリポートが寄せられました。(写真)
泊規制事務所長へ申し入れ
(9月18日、泊規制事務所)
 
調査団は18日午前、北電泊発電所現地で説明を受けましたが、肝心の事故が起きた3号機の原子炉補助建屋の現場に案内せず、風の吹く戸外での説明のみ。説明によると、事故は、8月27日午後7時から8時の短時間の降雨量が49・5ミリ㍍に達し、3号機の原子炉補助建屋の地下2階で発生。原因は、3号機原子炉建屋周辺で、整地土置換工事中、掘削部分に大量の雨水が流入し、湧水ピットのポンプの排水能力を上回り、この雨水が非管理区域から電線管を通って管理区域へ約15㎥流入、このため3号機の制御用地震計もポンプも水没して地震計が使用不能になったためだとし、地震計は今も復旧していません。
 ところが、泊発電所の担当者は、「想定外の雨量だった」「ここが浸水することは想定していなかった」とし、規制基準の津波対策で実施すべき水密扉設置の対象外の箇所だったと弁解。そのずさんなやり方と考え方に怒りを覚えました。
 午後から国の泊原子力規制事務所(原子力防災センター内)に出向き、堀弘明所長らに面談して要望を伝えました。しかし、堀所長らは、「今回の事象は、原発の安全性には問題はない」とし、現場にも行かず、「発生原因と再発防止対策について北電から説明を受けている」「原子炉は停止しており、緊急事態とは言えない」などと述べるだけでした。
想定外の雨水の流入で、3号機の地震計が作動しなくても問題ないとすませる北電にも国にも怒りを禁じ得ませんでした。


「STOP!泊原発の再稼動 10・5さようなら原発北海道集会inいわない」
               に行こう
-札幌からの参加者は、ツアーバス(往復大人一人1500円)を申し込みましょうー
―3コースあります
Aコースは、10月5日午前8時30分札幌駅北口集合、9時出発。午後6時帰札。
Bコースは、10月5日午前8時30分勤医協中央病院集合、午前8時45分発、
       午後6時帰札(北34条経由)。
Cコースは、10月5日午前8時15分勤医協札幌病院集合、午前8時30分発、
              午後6時帰札(西区病院経由)。
―別紙「10・5岩内バスツアー参加申込用紙」にて申し込んで下さい~
                                 (締切は9月25日 )

今年も原子力防災訓練を監視・検証しよう
        ― 道が10月8日(火)に実施 ― 
今年度の主な重点訓練内容は、災害対策本部等設置運営訓練、緊急事態応急対策拠点施設(代替オフサイトセンター)運営訓練、避難対象地域の住民を30キロ圏外に設置した避難所等へ避難させる訓練、緊急被ばく医療活動訓練などを重点項目に挙げています。訓練は、午前8時30分から午後4時までーとしています。



2013年9月16日月曜日

原発ゼロを迎えてのアピールを発表

「9月15日大飯原発4号機の定期検査入りで、2度目の原発稼動ゼロを迎えるにあたってのアピール」を発表しました。 メニュー「ニュース」でご覧下さい。

原発稼動ゼロにあたってのアピール

9月15日大飯原発4号機の定期検査入りで、
2度目の原発稼働ゼロを迎えるにあたってのアピール

2013年9月15日        原発問題全道連絡会


 今日9月15日、関西電力大飯原発4号機が定期検査に入り、全国50基の原発すべてが止まります。昨年5月5日、泊原発3号機が定期検査入りして、国内の全原発が稼働ゼロとなって以来2度目のことです。これは、多くの国民が、2011年3月の福島第一原発事故の体験を通じて、原発と人間社会は共存できないことを認識し、原発をなくす一点での共同の運動とたたかいを広げるとともに、節電や省エネに努力しつつ、原発推進勢力の巻き返しを跳ね返して勝ち取った貴重な成果です。
福島原発事故から2年半、いまも福島では15万人の県民が厳しい避難生活を強いられ、高濃度汚染水の流出・漏れに打つ手がないなど、事故は収束どころか危機的様相を呈しています。 
ところが、昨年末の総選挙で復活した安倍自公政権は、安定多数議席を傘に着て、原発再稼動と海外輸出へ前のめりの暴走を繰り返しています。今も原子力規制委員会のもとで、4電力会社の12の原発の再稼働申請が行われ、その審査が行われていますが、安倍首相は、規制委員会の審査で適合とされた原発は、地元の理解を得て再稼動すると繰り返し言明しています。しかし、規制基準は、福島原発事故のような過酷事故が起きうる想定での対策を示すものであり、とても安全を保障できるなどというものではありません。また安倍首相は、9月7日のIOC(国際オリンピック委員会)総会で、福島原発事故の汚染水流出・漏れについて「コントロールされている」「0.3平方キロメートルの港湾内にブロックされている」などと、根拠も示さず「安全宣言」を発しましたが、オリンピック招致のためなら平気でうそをつくのかと、厳しい怒りと抗議の声に見舞われています。
参院選挙後の世論調査でも、原発再稼動反対、原発ゼロが依然多数派です。今日からのすべての原発の稼働停止は、こうした安倍自公政権の暴走に多くの国民が立ち向かい、原発のない安全・安心な日本の実現に向けて、原発をなくす一点で世論と運動を広げてきた中で勝ち取った国民的成果です。
同時に、この間、昨年6月の大飯原発の再稼動以降、昨夏も昨冬も今夏も、大飯原発3、4号機が仮に稼働ゼロであっても、関西電力管内でも北海道電力管内でも、その他全国どこでも電力不足は起きないことが明確になったのです。国民の節電・省エネの努力と相まって、すべての原発がなくても電力はまかなえることが明白となったのです。今日15日からは、大飯原発3、4号機も稼働を停止し、昨年の5月5日に続いて2回目、国内のすべての原発がなくても電気はまかなえることが改めて明白となります。原発即時ゼロ、すべての原発を廃止し廃炉に進めることこそ、最も安全で現実的で実現可能な道であることがいっそう明白になります。
以上の諸点をふまえ、全国のすべての原発が2度目の稼働停止に入る歴史的な日に当たり、以下のことを強く訴えます。

1、人類と共存できない危険な原発は、即時ゼロを決断し、そのまま廃炉入りをすすめ
  ること。
2、福島原発事故の汚染水問題の解決と事故収束、全面賠償と除染、復興・復旧に、国
  の責任で抜本的対策を講じること。費用は国民に負担させるのでなく、原発利益共
  同体に負担させること。
3、技術的に未確立な原発・核燃サイクル政策から撤退し、安全で再生可能な自然エネ
  ルギーの本格的普及に転換すること。
4、北海道では、泊原発の再稼働を断念し、3基すべて廃炉を決断すること。北電は、
  再稼働申請を取り下げること。大間原発の建設を中止し、原発に頼らないまちづく
  りに転じること。幌延と北海道を核のごみ捨て場、最終処分場にしないよう、国も
  道も、北電も電源開発も、原子力機構も原子力環境整備機構(NUMO)も、原発
  ・核燃料サイクル政策推進からきっぱり撤退を決断すること。自然の宝庫・北海道
  でこそ、原発依存をやめて、安全で再生可能な自然エネルギーの普及に転換するこ
  と。
 
                              以上

毎週水曜日署名集約します

毎週水曜日に100万人署名を集約します
ー「10・5STOP!泊原発の再稼動inいわない」
集会で中間発表の予定―
―原発100万署名推進センター(道労連内)に毎週報告をー
さようなら原発北海道実行委員会事務局は、10月5日の「STOP!泊原発の再稼動 さようなら原発北海道集会inいわない」集会で、全道100万人署名の中間報告を行う予定です。安保破棄関係の到達数を毎週水曜日に「原発100万署名推進センター(道労連内)」に到達数や特徴を集中しましょう。

9.12決起集会に350人

9・12原発ゼロ・秋の闘い学習・決起集会に
    会場いっぱいの350人
―小池晃参議講演に、激変の情勢への確信強め、秋の運動へ決意固めあうー
―秋のたたかいに原発100万人署名を太く位置づけやり抜こうー
 昨夜の「原発ゼロ・秋のたたかい学習決起集会」には、札幌市内はもとより、遠くは仁木町や余市町からも参加があり、定刻前には会場が埋まり、イスを増やして会場いっぱいの350人が参加しました(写真)ご奮闘・ご協力に感謝申し上げます。

 参加者の感想は、「小池さんの話がすごくよかったよ。『赤旗』増やしたいから日曜版2部ほしい」「いつもは途中で眠たくなるのに、今日は最後まで吸い込まれるように聞いたよ」「大変良かった。生保審査請求の運動と原発100万人署名の両方をやっていくよ」「情勢の変化を1時間で聞けて良かった」「決意表明も頑張らなければならない勘所がここだなとわかってよかった」「隣の人も“うんうん”とうなずきながら聞いていた」「夜の集会だから参加するのも大変だっただろうに小池さんの話に関心があったのだと思うよ」などの感想が寄せられました。      (原発連事務局FAX通信290号より)

2013年9月10日火曜日

「100万人署名」全道行動週間にご協力を

7日のさようなら原発実行委共同の
100万人署名は、50人参加し
                          400筆


 午後から雨模様の予報でしたが、その心配がない天候に恵まれ、正午から1時間、さようなら原発100万人アクション北海道実行委員会共同で、全道100万人署名行動に取り組み、加盟団体から約50人が参加、約400筆の署名が寄せられました(写真)
原発連からは、畠山和也代表委員と事務局メンバーなどが参加、宣伝カーから畠山代表委員も訴えました。










今日から「100万人署名」
                     全道行動週間
―道団体は、9・11、9・12街頭行動にご協力下さい
 *9・11は、12時15分~45分まで、紀伊国屋書店前
 *9・12は、17時~17時30分まで、札幌駅南側 道銀ビル前
*主な行動は、音の宣伝、100万人署名、チラシ配布など

―全道各地で100万人署名を大きくすすめましょうー

                

幌延集会に450人

NO!核のごみ・幌延の最終処分地を許さない北海道集会に450人

 ―豊富町民の会も、ノボリ立てたトラクター6台でパレードー

 宗谷管内豊富町民センターで7日、「NO!核のごみ 幌延の最終処分地を許さない北海道集会」が開かれ、各地から約450人が参加しました。集会は北海道平和運動フォーラム主催、核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会などの共催で、高レベル放射性廃棄物処理施設反対豊富町民の会などの地元の住民団体も参加しました。
 集会は、国が最終処分地候補地選定の文献調査申入れの対象に、幌延も例外でないとしているなか、来年度から幌延深地層研究センターで、実物大の核のごみの模型を地層処分する模擬実験を行う動きもあり、なし崩しに処分地とされることが危惧されるとして開催されたもの。集会では、ジャーナリストの鎌田慧氏が「行き詰まった原発政策の終焉」と題して講演し、「原子力は早い時期になくすことが使命」「廃棄物を持ち込まないという世論を幌延だけでなく、北海道全体に広げるべき」「北海道なら自然エネルギーを組み合わせた地域をつくって行ける」などと訴えました。
 集会後、豊富町民の会の酪農家が、町民の会のノボリを立てたトラクター6台を先頭に、デモパレードし、「幌延を核のごみの最終処分地にさせないぞ!」「原発はいらないぞ!」などとアピールしました。(原発連事務局FAX通信より)

9.12秋の学習・決起集会を成功させよう

あと2日ー
小池晃参院議員が講師の
「秋のたたかい9・12学習・決起集会」まであと2日

~ 秋のたたかいの成否がかかる決起集会です ~
~ 最後まで案内活動を広げ、必ず成功させましょう ~

◇日時   9月12日(木)18時30分
◇会場   札幌エルプラザホール
◇基調講演 「情勢の大局とたたかいの展望」
                           講師:小池晃参議院議員
―全支部、全班、全分会から参加し、会場を一杯にして、
原発ゼロ・秋のたたかいの跳躍台にしましょうー

道央反核平和自転車リレー 民医連

「反核・反原発・戦争NO!憲法と平和を守れ」をアピール 
―2日がかりで室蘭、苫小牧、札幌間120キロ走破―
民医連青年職員31人が13回目の道央反核平和自転車リレー
 2000年から道央圏の民医連で働く青年職員を中心に開始され、今年13回目を迎えた道央反核平和自転車リレーが8月24~25日に行われました。北海道勤医協、勤医協在宅、保険企画などから31人が参加し、室蘭~苫小牧~札幌間120㎞を走破しました。
 初日は勤医協室蘭診療所から職員や友の会の皆さんの激励を受けて苫小牧へ出発。宣伝カーで「反核・反原発、戦争NO!憲法と平和を守れ」をアピールしながら、揃いの9条Tシャツで走りました(写真)。夕方は勤医協苫小牧病院で、堀毛清史北海道勤医協理事長を講師に、「生命を守る砦 日本国憲法」を学習しました。夜は、苫小牧の宿泊先で、原水禁世界大会参加者の報告を聞きながら交流会を行いました。
 2日目は途中から雷雨になり、バスで移動しながらの行程になりましたが、最後は北広島からゴールの勤医協札幌病院へ無事到着できました。札幌病院では、職員と友の会の皆さんが横断幕で出迎え、リレー参加者の労をねぎらいました。初参加の札幌病院の職員は「何とか走り切れた。来年は通しで走ってみたい」と語っていました。(道勤医協本部の斎藤浩司さんからの投稿)(原発連事務局FAX通信より)

2013年9月4日水曜日

「全道100万人署名」にご協力を

フクシマ原発事故から2年半

国の責任で抜本的な汚染水対策を!

   泊原発は再稼動せず、廃止・廃炉へ


「全道100万人署名」にご協力を


9・7署名・宣伝行動

 ◆ 9月7日(土)12時~13時
 ◆ 大通西3丁目

主催:さよなら原発北海道実行委員会

9・11署名・宣伝行動
 ◆ 9月11日(水)12時15分~45分
 ◆ 紀伊国屋書店前(札幌駅大丸西側)

9・12署名・宣伝行動

 ◆ 9月12日(木)17時~17時30分
 ◆ 札幌駅南側道銀ビル前(北4条西3丁目)

主催:原発問題全道連絡会・国民大運動道実行委員会
      (003-0805札幌市白石区菊水5条1丁目4-5 
           電話:011-815-8181、Fax:011-815-4545)

泊原発3号機雨水流入で岩内大田町議質問

泊原発3号機に雨水流入し、地震計の電源切断(スイッチ切る)
水密性の扉を設置したのになぜ雨水流入か~大田議員の質問に町長答弁できず ―8月28日、岩内町議会原発特別委―
8月28日の岩内町議会原発特別委員会で、町長は27日午後7時半頃、雨水が定期検査中の泊原発3号機に流入、放射線管理区域に15トンも流入し、地下2階の地震計にも流入したため地震計のスイッチを切ったこと、非管理区域には170トンも流入したこと、原因は3号機の周辺で埋戻し工事をしていた掘削部分に雨水が流入しオーバーフローしたためで、管理区域には非管理区域から電線管を伝わって流入したなどと報告しました。
大田議員の質問に町長は「北電からの報告だけで詳しいことはわからない。残念だ」というだけで、再稼働申請した北電のずさんさを示すものです。(29日、大田勤町議・原発連代表委員からの速報から)(原発連事務局FAX通信283号)

奥尻町議会、意見書可決

奥尻町議会が
「原発のない北海道の実現を」の意見書を可決
 -6月定例町議会で採択し、道知事など関係機関に送付ー
 奥尻町議会から8月26日付郵便が道原発連に届き、6月18日の奥尻町議会で「原発のない北海道の実現を求める意見書」を採択し、内閣総理大臣、経済産業大臣、環境・原子力防災大臣、原子力規制委員会委員長、北海道知事宛てにそれぞれ送付したと伝えて聞きました。
             (原発連事務局FAX通信282号より)

神山福島県議、真下道議らが福島等の避難者と懇談

雇用促進住宅の借上げ期限延長を!
など切実な要求次々
―8月27日、神山悦子福島県議らが、福島などからの広域避難者と懇談会―
東北・北海道の県議・道義の研修交流会で本道を訪れたフクシマの共産党県議団長・神山悦子県議(4期目)と真下紀子道議を囲む、広域避難者との懇談会が27日午後、厚別区雇用促進住宅桜台団地管理事務所で開かれ、母子避難者など10数人が参加しました。
雇用促進住宅の借り上げ期限が今年度末(来年3月末)までとなっている問題について、「事故から2年半たつが、まだ先の見通しは立っていない。期限を延長してほしい」「母子避難の不安は予想以上で、不安が募って子どもたちにつらく当たったりしてしまうこともある。話し合う場が必要だし、医療費助成の継続は不可欠」「自主避難したが、ペットを飼っているからという理由で、雇用促進住宅や公営住宅の借り上げが認められないために、毎月6万5千円もの家賃を負担している。間もなく夫は定年退職するが子どもたちはまだ成人まで年数がかかる。差別せずせめて家賃助成を考えてほしい」など、次々切実な要望が出されました。神山悦子団長は「借り上げ期限の延長はすぐ取り組みます」、真下紀子道議は「長いたたかいになりますが、力を合わせましょう」と激励しました。なお、懇談会には原発連にも参加の案内があり、菅野一洋代表委員と米谷道保事務局長が参加しました。
             (原発連事務局FAX通信第282号より)