2013年3月27日水曜日

渡されたバトン上映実行委員会ニュース


 さっぽろ実行委員会ニュース 第1号 2013年3月26日

本上映まで あと26日
            現在、チケット普及に120人が参加 


 「共済ホール」本上映まで1ヶ月を切りました。来場者1500名以上が目標です。
現在、120人(団体)のみなさんがチケットをもって、普及活動にとりくんでいます。チケットは、売れた分だけ入金していただければOKです。ぜひ、協力していただける方を広げてください!

めざせ来場者1500名! NEWS No.1 

              札幌上映を成功させよう


発行 「渡されたバトン」札幌上映実行委員会
TEL 011(758)4596 FAX 716-3927(北海道民医連内)
メールアドレス aozora3@dominiren.gr.jp

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試写会に来場されたみなさんの感想です

映 画を見て、原発の問題は根深くて、様々な影響を与えていたことを教えてくれました。
原発の安全神話を揺らがせるアメリカの事故。そして、チェルノブイリの原発の爆発によって揺らぎ始めたその神話にすがってゆく人達や原発の危険性に本当に深く考えていく人達との対立など、原発によって引き起こされたことがよくわかり、とても考えさせられるものでした。
これからの原発は、私達若い世代にも大きく関わり考えなくてはいけないものと感じさせられました。これ以上、原発を作らない。使わせないという強い意志を持って、原発という爆弾をちゃんと管理しないといけないと思います。

これからの日本を作っていく私達若い世代もこの問題に関心をもって、ちゃんと考えていけるようにこのような作品がとても重要なのだと感じました。 (高校3年 Sさん)


知 人に誘われて見てきた。これは、新潟の旧巻町での原発誘致をめぐる映画である。
 映画では、地元住民が同じ家族であっても、世代間で原発に対する意識の対立があること。また安全より金を大事と考える人たちや、原発事故など絶対にあり得ないと発言する議員たちの姿を描いていた。
 この映画を見て、原発誘致は、地元を二分し、感情的なしこりを生むということを深く考えさせられた。
 ましてや立地地域はどこも人口の少ないところで、地縁血縁の濃いところである。その悩みや苦しみはこの映画でもすべてを伝えられてはいないだろう。それにしても、巻町は、素晴らしいアイデアの住民がいたことと、粘り強い活動で、危険な原発を建てずに済んだ。
 ちょうど映画を見た日は、青森県の東通原発で活断層の存在が認定されたと報じられていた。専門家の話では、間近の活断層で地震を感知してから制御棒で運転を止めようとしても、物理的に間に合わないとのこと。
 素人が考えても、この地震国、どこにも安全に原発を稼動できる土地がないのは明白だ。この厳冬期、原発無しでも、全く電力は有り余っている。この映画をすべての人に見てほしい。
                                                         (中央区・Sさん /「新潟日報」読者の投稿欄より)

 2/18 エルプラザホール

 「試写会」に130人
                 会場には上田札幌市長も 

 2月18日夜、札幌エルプラザホールでの完成記念試写会には130名が参加、上田文雄札幌市長や、映画のモデルになった笹口孝明・元巻町長の従兄さんご夫妻も来場されました。

「こんな(住民運動で原発立地をやめさせた)事があったのを始めて知った」(60代女性)、「住民同士の意見の拮抗が描かれていた。単に『反対』でなく、客観的に事実をとらえた良い作品」(20代女性)、「描写に説得力がある」(50代女性)など、感想が寄せられました。

会場でのアンケートには「上映に協力したい」など、たくさんの方から申し込みがあり、チケットの普及協力者も増えています。

 学習&宣伝用 DVD 配布中 「原発問題が良くわかる」と好評 

 実行委員会では、DVD(16~28分版)をつくりました。映画の予告編とともに、「なぜ日本で原発が作られたのか」「建設を推進したのは誰なのか」が良くわかる内容です。地域の「九条の会」などでは、小集会や学習会にも活用され好評です。ご希望の方には無料で配布しています。

上映会

4月20日(土) 共済ホール (中央区北4西1)
一般前売1,000円(当日1,500円) 小中高生800円(当日のみ)
*「製作協力券」でも入場できます
<4回上映>
①10:00(開場9:30) ②13:00(同12:30)
③15:45(同15:15) ④18:30(同18:00)
*会場前方には車いす席もあります

私もこの映画を推薦します~よびかけ人 石川一美(北海道平和婦人会会長)/植田英隆((株)りんゆう観光社長)/大橋 晃(北海道社会保障推進協議会会長・勤医協中央病院名誉院長)/小野有五(泊原発廃炉をめざす会共同代表・北星学園大学教授)/川原茂雄(「原発出前授業」)/黒澤幸一(北海道労働組合総連合議長)/菅野一洋(原発問題全道連絡会代表委員)/高崎 暢(日本弁護士連合会副会長)/安井 勉(生協九条の会・北海道世話人代表)/渡部 務(年金者組合北海道本部委員長) *敬称略



2013年3月26日火曜日

映画「渡されたバトン~さよなら原発」まもなく上映会

☆映画「渡されたバトン~さよなら原発」上映会まで25日

                       4月20日(土曜日)午前10時から4回上映


  ー前売券(1000円)販売・普及にご協力をお願いします



    

今日フクシマ2周年

今日フクシマ2周年。吹雪もおさまり

―20数名参加、6人のリレートークと道民署名62筆、チラシ配布500枚余―
 福島原発事故から丸2年となる3月11日(月)、札幌の紀伊国屋書店前で、昼休宣伝署名行動に取り組みました。9、10日の2日間は猛吹雪で原発ゼロアクションは中止を余儀なくされ、この宣伝行動が事実上「0310原発ゼロ☆大行動」でした。
加盟団体から20数名が参加し、原発連と国民大運動実行委連名のカラーチラシ(「泊原発はなくても電力は足りる」「泊原発の再稼働―とんでもない」)をポケットティッシュに挟んで配布しながら、6団体(北商連、新婦人道本部、民青道委員会、道民医連、日本共産党、原発連)の6氏によるリレートークと「原発のない北海道を」道民署名に取り組み、35分間に地下歩行空間並みに62筆が寄せられました。

2013年3月25日月曜日

原発問題連絡会ニュース第234号  2013年3月20日

原発問題連絡会ニュース 第234号


フクシマから2年―全国に呼応し、
              全道各地で原発ゼロ☆大行動
吹雪をついて集会やデモ、街宣、講演会、
                           キャンドルウオークなど
 
 フクシマ原発事故から2年。東京では3月10日、原発をなくす全国連絡会と首都圏反原発連合が大規模な集会や国会請願デモなどを実施、延べ4万人が参加し、原発を推進する安倍自公政権に、「原発いらない」「再稼働反対」の声をつきつけました。これに呼応し、道内では、吹雪の中函館で「大間原発を止める市民実行委員会」の主催で、「つながろうフクシマ、大間原発を止めよう!市民大集会」が開かれ、マイナス3度の寒気と吹雪の中、400人がデモ行進したのをはじめ、旭川、北見、苫小牧、室蘭、釧路、小樽、富良野などで原発ゼロを求める集会や講演会、キャンドルウオーク、リレートークなどが行われました。11日には札幌で「さようなら原発北海道講演会inさっぽろ」も開かれ、9日からの3日間で道内10市13カ所で取り組まれました(別表)。
倍自公政権に、「原発いらない」「再稼働反対」の声をつきつけました。これに呼応し、道内では、吹雪の中函館で「大間原発を止める市民実行委員会」の主催で、「つながろうフクシマ、大間原発を止めよう!市民大集会」が開かれ、マイナス3度の寒気と吹雪の中、400人がデモなどを実施、延べ4万人が参加し、原発を推進する安モ行進したのをはじめ、旭川、北見、苫小牧、室蘭、釧路、小樽、富良野などで原発ゼロを求める集会や講演会、キャンドルウオーク、リレートークなどが行われました。11日には札幌で「さようなら原発北海道講演会inさっぽろ」も開かれ、9日からの3日間で道内10市13カ所で取り組まれました(別表)。
フクシマから2年。
0310原発ゼロ☆大行動 道内各地の取組み一覧

   

国民大運動北海道実行委、
              原発連調査

地域
日時
内容
参加数

札幌
3月11日(月)
原発連などが紀伊国屋書店前で宣伝・署名行動。道民署名62筆。
30

札幌
3月10日(日)
民青同盟が講演とキャンドルプロジェクト(キャンドルウオーク)
11

札幌
3月11日(月)
北海道講演会(講演:フォトジャーナリスト・豊田直己氏)映像使ってフクシマの実態を怒りを込めて告発。
600

小樽
3月10日(日)
屋内集会:講師 ・水島能裕 氏(元北電社員)
119

函館
3月10日(日)
大間原発止めよう実行委が集会とデモ。ゲスト出演 バンド「ひのき屋」
400

旭川
3月10日(日)
屋内集会・講演:鷲見悟幌延町議
「幌延深地層センターは今」
50

富良野
3月10日(日)
原発をなくす全国連絡会富良野が、原発ゼロの街宣(スーパー前2カ所)と署名(50筆)
6

北見
3月10日(日)
屋内集会・各団体活動交流と決意表明(デモは悪天候のため中止)
80

帯広
3月10日(日)
国民春闘十勝共闘などのよびかけで十勝街頭リレートーク。10人が語り、「心つなごう」と「ふるさと」を歌う
100

釧路
3月10日(日)
さようなら原発1000万人アクション釧路が屋内学習会:川原茂雄先生の原発出前授業に予想超える参加。
130

苫小牧
3月10日(日)
3・10脱原発苫小牧地区集会(参加費300円)講演は、大貫 昭子さん(福島県高教組女性部長)
160

室蘭
3月10日(日)
なくそう原発!3・10西胆振集会。避難者や子育て中の父母、教師など原発なくそうとこもごも交流。
120

10

13カ所
1806





















































原発のない未来へ踏み出そう 
フォトジャーナリスト豊田直己氏が札幌で講演
「さようなら原発北海道講演会」inさっぽろに600人


 「さようなら原発北海道講演会inさっぽろ」が3月11日夜、かでる2・7ホールで開催され、会場一杯の600人が参加、最初に「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会呼びかけ人・小野有五北大名誉教授と麻田信二道生協連会長理事が挨拶、ついでフォトジャーナリスト・豊田直己氏が映像を使って約90分間講演しました。
 豊田氏は3・11直後から福島の被災地に入って取材。「原発さえなければ」の言葉を書き残して自ら命を絶った酪農家の苦悩や、放射能汚染の実態、行政の不手際に翻弄され被曝の不安に苦しみ悩む住民の姿を、チェルノブイリ原発事故の被曝やイラク戦争での劣化ウラン弾被ばくの実態と重ねて怒りを込めて告発。「原発のない世の中をつくるために、皆さんと一緒に何かやれたら」と、原発のない社会へ踏み出すことをよびかけました。



 函館で「大間原発止めよう!市民集会」― 原発いらない
       子どもを守ろう
        吹雪の中 400人が集会とデモ



 3月10日函館市千代台公園で「つながろうフクシマ、大間原発を止めよう!市民大集会」が行われ、400人が参加し集会とデモ行進を行いました。集会は、「大間原発を止める市民実行委員会」が主催。冒頭、主催者を代表し「大間原発訴訟の会」の竹田とし子代表が挨拶し、「昨年、大間原発の建設を再開させた政府に抗議したい。いま全国各地で原発を再稼働させない裁判が行われている。フクシマから避難している方々は2年たっても戻れない。運動を広めて大間原発の建設を中止させ全国の原発の再稼働をとめよう」と訴えました。
 集会は、マイナス3度の寒気と吹雪の中、地元のバンド「ひのき屋」の演奏やトロイカ合唱団が大間原発建設阻止のために創作した「空を海をいのちを」の合唱、大間町在住者からの訴えなどがあり、参加者全員が「大間原発の建設中止」「原発ゼロ」のために行動することを確認し、五稜郭公園までデモ行進を行い、「大間原発・大間違い」「そもそも原子力大間違い」「原発いらない!子どもを守れ」などをシュプレヒコールし市民に訴えました【写真】。

「3・11を忘れないでください」
   「被災地に手厚い支援をしてください」
  民主青年同盟道委員会が
          「3・11忘れない!キャンドルウオーク」 


 民主青年同盟北海道委員会は3月10日、「キャンドルプロジェクト2013 ―3・11を忘れないー」を行いました。
 最初に、畠山和也さんを講師に「福島の実態と復興支援」をテーマに学習会をおこない、生活実態に合わない損害賠償や人手不足が深刻な医療・介護・福祉の現場の実態、雇用難、進まない除染など多岐にわたる問題があることを学び合いました。
 最後に、それぞれの思いを書いたキャンドルを持ち、音楽をかけ「被災地に手厚い支援をしてください」「3・11のことを忘れないでください」とハンドマイクでアピールしながら約30分間、札幌駅前通りを行進しました【写真】。




首相官邸前行動に触発され、道庁北門前反原発抗議行動
昨年7月から毎週金曜日休まず実施して
                       橘晃弘(スタッフ 道民医連) 
   


毎週金曜日午後6時から8時までの2時間、道庁北門前で実施されている「道庁北門前反原発抗議行動」。7月6日の第1回から数えて37回 (3月15日現在)。年末年始も、猛吹雪の日も休むことなく、「再稼働反対!」と叫び続けています。
 官邸前の行動に触発されて、「官邸前に行くのではなく、札幌でやれることをやろう」と、札幌のハードコアバンド「SLANG」のリーダーKOさんの呼びかけで始まった行動には、パンクバンドやレゲエ、ヒップホップなど若いミュージシャンたちが続々と参加して、これまでの「おじさんおばさん」中心の行動とは一線を画すものになっています。
 発想もやり方も自由で、毎回のスピーチも「私が願うことは・・」と「私」が主語になって自分の思いが自分の言葉で語られます。話し方はうまくなくても、その訴えは胸に響きます。
 猛吹雪の中でも参加者が100人を切ることはありません。主催者は「スタッフだけになってもいいから、続けよう」と考えていましたが、そんな日はありません。多くは「常連」ですが、毎回必ず「初めての参加です」という方がいることが大きな勇気になっています。初参加の人がいる限り、休むわけにはいかないと考えています。
 もう一つ「休めない」理由は、旭川でも釧路でも毎週の行動が継続していることです。旭川は札幌よりも1週間早くスタートし、この冬もマイナス15
という厳寒の中でも続けられました。そのエネルギーたるや、驚きです。 
春を迎えて、「毎週金曜日の道庁前」をベースにして、多くの市民、各層の人たちがより参加しやすい形態の行動を複合的に展開していくことにしています。
 その第一弾が、『脱原発サウンドデモ』です。今までのデモでは関心を持てない若者たちが参加しやすいように、様々な音楽と歌を流しながら、 練り歩きます。チラシもライブハウスやカフェなど中心に2万枚配布しました。3月24日を皮切りに6月まで毎月開催する予定です。
 5月には、小さいお子さんを持ったパパママへ呼びかける『僕たちの未来行進』も計画中です。


https://mail.google.com/mail/images/cleardot.gif
スタッフのあたたかいよびかけなど
吹雪や厳寒の日でも続けられる雰囲気が     
―37回中31回参加してー   菅野安洋(東区東雁来)


 3月15日で37回目を迎え、この間、31回参加してきました。
 最初は、鳴り物や全体の流れなど違和感を感じました。以前に経験した集会は、「4・28沖縄」「5・1メーデー」「6・23安保」「10・21国際反戦」などです。組合旗、ゼッケン、プラカードなどのアピールは積極的なものだったと思います。しかし、一般の人にはその隊列に入りにくい印象を与えていたかもしれません。
「あなたの心にも『原発いらない』の気持ちがあるのなら、ぶらっと寄ってみてください」の反原発連合のよびかけは、「これなら続く」と、参加するたびに思います。「今、私は12才。20才になるまでに原発をなくして下さい」(2人の女の子)。「放射能はいや。野菜や魚の産地を見ながら子どもに食べさせて大丈夫かと買い物・・」(30才男性)、「原発はいらない」(4人の男性中学生)と、自分の思っている気持ちの訴えに新鮮さを感じます。原発の恐ろしさを知らせる発言も勉強になります。隣の方がのど飴をくれたり、「寒いので無理しないで」のスタッフの暖かい呼びかけなど、吹雪や厳寒の日でも続けられる雰囲気があります。ずっと100人を超える参加はすごいと思います。
「人間社会とは両立できない原発」をゼロにするまで参加し続けます。
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 《お知らせ》
3・26チェルノブイリデー宣伝行動にご参加を
◇日時  3月26日(火)12時15分~同45分
◇場所  JR札幌駅北口駅前広場 
4・11フクシマ2年チカホ宣伝行動にもご参加を
◇日時  4月11日(木)9時~18時

◇場所  札幌駅前通地下歩行空間北大通交差点広場(東)

◇日時  4月20日(土)午前10時から4回上映
◇会場  共済ホール(中央区北4条西1丁目)  
(JR札幌駅から徒歩約5分、共済ビル6階)
―前売券(1000円)販売・普及にご協力をお願いしますー

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