2013年5月30日木曜日

「幌延を最終処分場選定文献調査認めるな」道に申し入れ


幌延深地層研究センターでの直接処分研究は拒否すべき、道内市町村を最終処分場選定の文献調査の対象に認めるな
―核廃棄物施設の誘致に反対する道北連絡協議会が24日、道に申入れー
鷲見悟代表委員ら核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会は24日、道庁を訪れ、上記の2つの申入れを行いました。申入れの理由として、①「幌延深地層研究計画のどこにも直接処分の研究開発計画はなく、法的にも原子力機構の業務にもなっていない」こと、②「北海道は『放射性廃棄物の持込みは受け入れがたいと宣言する条例』を持っているのだから、最終処分場の候補地選定の予備調査となる文献調査は、拒否すべき立場にある」こと、の2点をあげました。
応対した道経済部環境・エネルギー室の田中伸也参事は、「使用済み核燃料の取り扱いについては、安全性の確保を最優先に、国が具体的な道筋を示していくべきもの」、「文献調査は仮定の話であり答えられない」「道条例を順守し、適切に対処する」と繰り返すばかりで、道民の安全に責任を負う道としての真剣さが感じられない態度に終始しました。(原発連事務局FAX通信236号より)

6.2北海道集会を成功させよう


「6・2 NO NUKES DAY」中央集会に連帯し、
さようなら原発北海道集会を成功させよう
 安倍自公政権は、参院選直後にも原発の再稼働に踏みだす動きを強めています。収束もしていない原発を海外にまで輸出しようと原発大企業幹部と連れ立ってトップセールスに暴走しています。
このようななか、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、首都圏反原発連合の3者が共同で開催する「6・2 NO NUKES DAY 中央集会」と「原発ゼロ☆国会大包囲」の成功は、「再稼働」や「海外輸出」の暴走に痛打を与え、「原発ゼロ」の決断を迫る一大行動となります。
これに呼応して開催される「6・2 さようなら原発北海道集会」の成功も、安倍政権の逆流に対する反撃の連帯行動となります。多数の参加で北海道集会を成功させましょう。
◇日 時   6月2日(日) 10時~13時30分
 【集会】 午前10時30分~11時45分。発言は呼びかけ人3氏、ゲスト発言:小笠原厚子さん(大間原発建設地で、「あさこハウス」を守っている人)
◇会 場   ニューオータニイン札幌2階『鶴の間』(中央区北2西1)
【デモ】11時45分会場からスタート、午後1時30分頃、北4条西4丁目で流れ解散。

新署名スタート


新「全道100万人」
署名スタート
― 好天下、加盟団体から多数参加 ー
原発のない北海道の実現を求める「全道100万人」署名運動が25日(土)スタートしました。好天に恵まれ、正午から13時まで1時間、「原発のない北海道の実現を求める」「全道100万人署名」の真新しいノボリをたて、宣伝カーからリレートークしながら新署名と「6・2NO NUKES DAY」の「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会主催の「6・2北海道集会」への参加をよびかけました。
「全道100万人」署名風景(’13年5月25日)
グループ研修で茨城から来た中学生男女5人と対話になり、署名してもらった道農民連の野呂光夫書記長は、「収束の見通しがない福島原発事故の影響で、今話し合った茨城県の中学生のなかには、いまだに学校給食の牛乳が飲めないという子もいます。このような原発は、再稼動どころか、すぐ廃止すべきです」と語りかけました(写真)。道原発連から、米谷事務局長、佐藤事務局次長らが参加しました。
(原発連事務局FAX通信第236号より)