秋口に向けて道知事宛てに新署名
「原発のない北海道の実現を求める
『全道100万人署名』推進へ
『全道100万人署名』推進へ
―さようなら原発1000万人アクション北海道実行委が共同の取り組みー
前号の原発連ニュースでお知らせしたように、5月8日の「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会」事務局会議で、共同で取り組む道知事宛て新署名の内容が以下のように決まりました。
知事宛ての要請事項は4項目(①泊原発の「再稼働」を容認しないこと。②大間原発(青森県大間町)の建設中止を各関係機関に要請すること。③道の「核抜き条例」にもとづき、「核のごみ」の最終処分場は受け入れないこと。④「原発ゼロ」社会の実現に向け、再生可能な自然エネルギーを積極的に導入すること。)で、取組み期間は5月~10月頃とし、原子力規制委員会の「新規制基準」にもとづく泊原発の「再稼働」に向けた動きを注視しつつ集約・提出する。署名目標は全道100万筆(道安保破棄実行委関係で40万筆、平和運動フォーラム関係で40万筆、市民団体関係で20万筆)。署名の提出は「さようなら原発1000万人アクション北海道」のよびかけ人5氏による提出行動を計画して行う。なお、要請事項の4項目を変えなければ、「はがきサイズ」に変更するなど、レイアウトの変更はOKでWEB署名も検討するなどとなっています。
この新署名のスタート集会を、左記の日程で開催することも確認されました。集会では、加盟団体のリレートークと100万人署名、「6・2 NO NUKES DAY 中央集会」に呼応した「さようなら原発北海道集会」の案内チラシの配布などが予定されています。原発連からも多数の参加をよびかけます。
◇日 時 5月25日(土)12時~13時
◇場 所 札幌大通公園西3丁目西側
◇リレートーク 道安保破棄加盟団体からは、道労連、新婦人、民医連、北商連、農民連
◇配布チラシ 「6・2さようなら原発北海道集会」の案内チラシ
◇配布チラシ 「6・2さようなら原発北海道集会」の案内チラシ
署名行動風景(3月26日) |
「6・2 NO NUKES DAY」を成功させよう
「原発をなくす全国連絡会」主催の中央集会へ多数の代表を派遣しよう
中央集会に呼応した「さようなら原発北海道集会」を成功させようー
道内各地でも呼応する集会や宣伝など原発ゼロをアピールしようー 6・2中央集会に呼応し札幌では「さようなら原発北海道集会」(主催は「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会)が左記の概要で行われます。札幌市を中心に成功させましょう。同時に、道内各地でも計画される動きがあります。それぞれ成功させ原発ゼロを大きくアピールしましょう。
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「さようなら原発北海道集会」の概要
1、集会名 さようなら原発北海道集会
2、開催目的 (1)泊原発の「再稼働」の断念を求めます。 (2)青森県・大間原発の建設中止を求めます。
(3)「核抜き条例」を遵守し、高レベル核廃棄物最終処分場の受け入れを拒否します。 (4)脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会をめざします。
3、開催にあたっての約束事項(省略―但し、従来と同じ)
4、日時 6月2日(日)10時30分~13時30分
屋内集会は、10時30分~11時45分、そのあとデモ11時45分~13時30分
5、会場 屋内集会は、ニューオータニイン札幌2階「鶴の間」(札幌市中央区北2条西1丁目)
7、内容 よびかけ人の発言は、小野有五さん、麻田信二さん、西尾正道さん
大間からの発言は、あさこはうす 小笠原厚子さん、ほかに福島からの避難者、幌延からの発言を予定
集会アピール採択
国や道、関係市町村の計画で地域住民は
安全に避難できるでしょうか?
安全に避難できるでしょうか?
実地検証が不可欠ではないでしょうか
石崎健二(原発問題全道連絡会事務局次長)
2011年3月11日の福島第一原発事故から2年余が過ぎて、防災計画が同じような事故を想定したものに改訂されつつあります。避難計画を中心に、どのようなものになっているのか紹介します。
防災計画の大枠は国が防災基本計画(原子力災害対策編)で決めています。これに基づいて道が北海道地域防災計画(原子力防災計画編)を作り、13の関係町村はこれを具体化する形でぞれぞれの町村で地域防災計画(原子力防災計画編)を作っています。どの程度具体化されているのか、例えば事故が起きた場合の避難先は道の防災計画ですでに決まっていて、表のようになっています。
PAZというのは即時避難区域(泊原発を中心に半径5キロ以内)のことで、総理大臣が原子力緊急事態を宣言した時にすぐ避難先の旅館やホテル等に避難します。UPZというのは緊急時防護措置準備区域(泊原発を中心に半径30キロ以内)のことで、事故の進展具合を見ながら、自宅内にとどまるか近くの公共施設等に退避したり、コンクリートの建物内に退避するか避難先へ避難します。避難場所となる旅館等とは受け入れに関する協定を結んでおかねばなりませんが、これは関係町村それぞれの仕事です。なお、旅館・ホテルでの滞在期間は、倶知安町の防災計画・素案概要では、6カ月以内を目安とする、となっています。その後は仮設住宅等を活用するとのことです。
また、何らかの事情(避難先の旅館に宿泊客がいるとか)で避難先へ行かない場合に備えて、別の市町村に一時滞在できるようにしておくことになっています。
いよいよ避難する事態になったら、どんな手順になるのでしょうか。
ニセコ町の防災計画では町の職員の役割分担までは決まっています。例えば、バスの手配と乗車者確認は税務課で、避難所の開設と避難者の収容は学校教育課と町民学習課などで、食品の調達・給与、炊き出し支援などは保健福祉課と町民生活課などで、といった具合です。町民については、道の防災計画で町が住民向けのしおりなどの作成に努めることになっているので、しおりの完成が待たれます。
最後に、防災計画を読んでいて気になったことがあります。ニセコ町の防災計画の目的が「町民・一時滞在者の生命、身体及び財産を原子力災害から保護する」としていることです。それが無理なのは二年前の事故で分かっているのではないでしょうか。道の防災計画でも、「住民等の安全を図る」となっているだけです。
北海道地域防災計画(原子力防災計画編)より
広域避難訓練スクリーニング風景(’12年10月24日、赤井川リゾートホテル) |
東海第2原発の廃炉を求める
全国交流集会in茨城
―2013年の全国交流集会に北海道からも参加しましょうー
◇日 時 6月29日(土)午前10時~午後4時
◇会 場 ひたちなか市「ワークプラザ勝田」【ひたちなか市東石川1279 電話029(275)8000】
◇現地見学 6月28日(金)午後1時 JR東海駅東口集合
(なお、同夜午後6時からレセプションあり)
◇費 用 28日の現地見学のバス代、レセプション代、
宿泊費(シングル)、29日の昼食・お茶代で1万4千円。
(現地までの往復の旅費は別です)
◇主 催 原発問題住民運動全国連絡センター全国交流集会・茨城県実行委員会
― 詳しくは、同封の案内ビラを参照ください ー