2014年1月25日土曜日

泊原発の再稼動許さず
原発のない安心・安全な北海道を!
―全道100万人署名にご協力下さいー


倉本聰さん(作家)、雨宮処凛さん(作家)らがよびかけ
 


発行人:原発問題全道連絡会、「軍事費を削って、暮らし・
福祉・教育の充実を」国民大運動北海道実行委員会
発行:2013年8月
住所:〒003-0805 札幌市白石区菊水5条1丁目4-5 道労連内
電話:011-815-8181、Fax:011-815-4545

 

再稼フクシマ原発事故は危機的状況
汚染水流出・汚染水漏れに打つ手なしー再稼働などとんでもない
フクシマ原発事故から2年5カ月。いまだに事故原因は未解明のまま、15万人もの県民が故郷を追われたままです。汚染水の海への流出に続いて貯蔵タンクからの汚染水漏れも明らかになり、県民の不安と怒りは高まるばかりです。原発の再稼働や海外への原発輸出などとんでもありません。

安倍政権の再稼動、原発輸出の暴走ストップ!
 原因究明と汚染水対策、早期収束、完全賠償、復興に全力あげよ
ところが、安倍政権は、参議院選挙での安定多数議席獲得で、“決める政治”
を吹聴し、規制基準をクリアした原発の再稼働と原発の海外への輸出にも
前のめりです。
しかし、民意は、選挙後も、原発ゼロ、再稼働反対が多数です。
民意を無視した暴走は許されません。いま国や東電がやるべきことは、
被災者に心を寄せ、事故原因の究明と汚染水対策、早期収束、全面賠償、
復旧・復興に全力をあげることです。

再稼働ありきの「規制基準」 ~ 安全性は保障できるか?
 泊原発の申請書 ~ 過酷事故対策も地震対策も不備だらけ 
― 北電は再稼動申請を取り下げるべき -
そもそも原子力規制委員会の規制基準は、抜け穴だらけです。例えば、過酷事故を想定した対策では、防潮堤や免震重要棟の設置、フィルター付ベントの設置などには、最大5年間の猶予期間を設けています。いつ起きるかわからない過酷事故に、猶予期間を設けるなど、あってはならないことです。
ところが、北電が再稼働の審査申請した泊原発については、規制委員会から、資料の不備があいついで指摘され、1、2号機の審査は後回しにされ、3号機も過酷事故の際の体制や海水取水口の複数確保など、追加対策とその資料の提出が指示されています。基準地震動も、連動を想定したデータ提出が求められ、フクシマ原発事故以前の550ガル(水平方向)と368ガル(鉛直方向)ままでいいのか疑問です。
道民の安全そっちのけ、自社の経営優先の再稼働申請に道理はありません。北電は、再稼働申請を取り下げるべきです。

 いまこそ、原発依存をやめて
安全な自然エネルギーへ転換の決断を  

フクシマ原発事故は、原発と人類は
共生できないことを明らかにしました。
 国も道も北電も、原発依存をやめて
安全な自然エネへ転換すべきです。
知事の政治決断が問われています。動の世論調査(参院選直後)

反対
賛成
朝日新聞
52%
33%
毎日新聞
56%
36%
共同通信
58%
32%
日経新聞
55%
29%