住民参加、住民合意の原子力防災計画・避難計画づくりへ
―町村ごとに住民説明会を開催しよう~道原発連が後志住民の会と協議―
道原発連は8月4日、原子力防災計画や避難計画の安全性の検証に関して、小樽市内で原発問題後志住民の会、日本共産党小樽地区委員会と協議しました。
最初に、道原発連事務局から、道庁の防災計画と避難計画づくりの進行状況について、道の原子力安全対策課から聞いた到達点を報告、あわせて泊原発が立地している後志から、安全性が検証されない原発は再稼動するなの声をあげることが大事であり、まず学習会やつどいを計画してはどうかと提案。
後志住民の会代表委員の大田勤岩内町議は、7月26日の岩内町議会原発問題特別委で、防災計画と避難計画の修正提案を論議した際、札幌への避難は大型バスを基本とすること、中央バスは21台しか確保できないこと、町民全員の避難には300回往復しなければならないーなど、多くの困難が生じるとの報告がありました。論議の結果、30キロ圏の13町村の防災・避難計画づくりの現状について、住民説明会を開催し、住民参加、住民合意の計画づくりで安全性が検証されるのかどうかしっかり検証できるようにしようと確認し合いました。(原発連FAX通信より)