2012年12月6日木曜日

原発ゼロの声




原発ゼロの声―道内全域に
          とどろく
 道内15地域22カ所、約3000人が
                いっせい行動
     ~ 11・11「100万大占拠」連帯行動 ~
 3・11福島原発事故から1年8カ月目の11月11日、原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会のよびかけにこたえ、「百万人大占拠」行動や「原発をなくす全国連絡会」の提起に呼応する「今すぐ原発ゼロへ!11・11全国いっせい行動」が道内全域の15カ所で朝から夕刻まで宣伝、署名、学習会、リレートーク、集会とデモ行進など多様な形態で取り組まれ、約3000人が政府に「原発ゼロ」の決断を迫りました。(写真は、札幌アクションのデモ行進)。 
 札幌アクションに1000人、総選挙で「原発ゼロ」の国会勢力を多数に


札幌アクションは、秋晴れの青空が広がるもと、札幌市大通公園西6丁目広場で行われ、原発連と国民大運動北海道実行委員会加盟団体はじめ、北海道反原発連合や脱原発の市民団体、一般市民など約1000人が参加しました。
 主催者を代表して原発連の畠山和也代表委員が挨拶し、「原発をめぐる情勢は激しさを増しており、特に今冬は北海道が電力需給見通しの問題で焦点になっている。再稼働の圧力を跳ね返すため、全国に呼応し私たち道民が『原発ゼロ』の思いをきっぱり示しましょう。近く行われる総選挙で『原発ゼロ』の国会勢力を多数にする活動を、今日を契機に一層強めましょう」と呼びかけました。
 連帯の挨拶にかけつけた泊原発廃炉訴訟原告団・北大名誉教授の常田益代副団長は、「去年のちょうど今日、612人が集まり、北電を相手取り、泊原発の廃炉を求めて提訴しました。子どもと北海道の大地を守るため、連携して大間原発の建設を中止させ、幌延に核廃棄物を持ち込ませないためです。そして明日、621人が第2次提訴を行います。一次、二次提訴合わせて1233人の原告団となります。この冬は、原発なしでも文化的な生活ができることを証明するチャンスです。泊を廃炉にし、原発をなくすまで、声をあげ続けましょう」と訴えました。
 「ふくしま復興共同センター』からのメッセージの紹介のあと、道労連の黒沢幸一議長が「行動提起」をおこない、引き続き原発ゼロに向けて、毎週金曜日の行動への参加を広げ、道知事宛て「原発のない北海道を」100万道民署名促進、泊原発の再稼働反対や大間原発の建設中止を求める市町村議会への請願や陳情運動を広げようと呼びかけました。
 集会のあと、毎週金曜日の反原発道庁行動を呼びかけている北海道反原発連合が打ち鳴らすスチール缶やドラムの音と「再稼働反対」「原発いらない」の掛け声を先頭にデモ行進、北電本社前ではひときわ大きな声でアピールしました。原発連は初めて独自のノボリを3種類掲げて参加しました。(写真 下)



小さな町の大きなリレートーク集会に64人
  各界から10人が発言―中身の濃い話にあっという間に閉会時間に
    今金町長からはメッセージ  せたな町で11・11連帯行動
「原発ゼロをめざす檜山北部の会」を結成して  せたな9条の会 事務局 藤谷容子


せたな町では、数年前から、9条の会の活動を定期的に行っています。私は、その事務局をやっています。また、若い農業者を中心に、原発問題に取り組む団体が、昨年春から活動をしています。
今年の9月、教職員組合の呼びかけで、一緒に学習会を持ちました。そのとき、受付をしていた女性たちで、金曜日デモに行きたいね、なかなか行けないから、この町で行動できないかな、という話をしました。
 11・11の呼びかけ文を読んだとき、「この日に、せたな町で何かしなければ」と思い、関心のありそうな団体の責任者によびかけ、「原発ゼロをめざす檜山北部の会」を結成し、11月11日に原発ゼロをめざす集会を行うことを決めました。
 新婦人の会でプラカードをつくり、「幸せなら手をたたこう」の替え歌を作り、集会への参加のよびかけをしていきました。
 隣町の今金町では図書館まつり、せたな町でも、お寺の行事や地域の文化祭芸能発表会と重なり、参加したいけど行けないという方が何人かいました。そこで、メッセージをもらうことを思いつき、ついでに今金町とせたな町の町長にも、参加をよびかけ、参加できないならメッセージをとお願いしてみました。もらえると思っていなかったのですが、今金町の町長はメッセージをくれました。
 当日は、午前中2時間半、宣伝カーを走らせました。農家の人たち、学校の先生たち、お寺の住職と檀家さんたち、9条の会の人たち、町議会議長、国保病院医師、獣医師、小さな子ども連れのお母さんなど、64名の参加でした。
 町議会議長が同僚議員を誘ってつれてきてくれていたり、勤