学習講演会」
が迫ってきました。あと4日!
―後志住民の要望に、立石先生が講演のなかで触れて話します
あと5日と迫りました。12日に後志管内の住民運動関係者に協力の要請にまわった時に出された3点の要望―
①北電は、適合審査申請の際に、泊原発の前浜に岩礁があり、津波の高さが低くなるとして、それまでの9.8㍍を7.3㍍に引き下げて申請したが、実際にはどうなるのか、
②東洋大の渡辺満久先生は、泊原発から10数キロの海底に未確認の活断層があると いうがどうみればいいのか、
③規制委員会の審査の中で、洞爺火山爆発による火砕流の影響をどう考慮すべきと言っているが、どう考えればいいのか
について、立石先生は「大事な問題なので準備し話します」とのことです。他にも要望があれば、お知らせください。間に合えば、伝えます。
(原発連事務局FAX通信より)
―札幌から貸切バス参加申込みは22日まで受付中。多数の申込みをお願いしますー
12日後志7町村まわり協力要請!
-冬の避難対策や地震・津波対策、被曝ゼロの避難計画づくりなど、安全への不安や講演内容への要請など寄せられるー
新潟大学名誉教授・立石雅昭先生が講師の「2・23学習講演会」成功に向けて、主催団体の原発問題後志住民の会と原発問題全道連絡会は12日、泊原発から30キロ圏の町村を中心に7町村の脱原発や原発をなくす運動に取り組んでいる方々を訪問、学習講演会の案内チラシを渡し、講師のブックレット「新規制基準と審査体制を斬る」を示して、後援会への協力を要請しました。
倶知安町比羅夫でペンションを営むFさんは、冬の今観光客は外国人が8割占め、今ではオーストラリアだけでなく、ドイツやデンマーク、ノルウエーなど北欧からもたくさん来ている。冬の安全な避難対策が町にも後志振興局にもない。今事故が起きたら大変なことになる。3・11のフクシマの時でさえ、ひらふスキー場から観光客はあっという間にいなくなった と語り、冬の避難対策の必要性を強調。
ニセコ町では、町が進めている町民参加の避難計画づくり検討委員会に参加しているSさんと、検討委員会を毎回傍聴しているYさんに要請しました。町の検討委員会では、被曝ゼロの避難計画を作ろうと論議しているが、事故になっても逃げられない人もいる中で、町職員も被曝ゼロの避難計画づくりの困難さを感じ始めており、結局被曝ゼロのためには、原発をなくす以外にないのでないかという思いになりつつあると語ってくれました。また、今回の講演会には、北電が泊原発には前部に岩礁があり津波の高さを1.5㍍も下がると言っているが、岩礁があればかえって津波高は高くなるのでないか、また東洋大学の渡辺満久先生が言う海底活断層の問題、洞爺火山の火砕流が泊村にも飛んできていると指摘されている問題などについても話してほしい―などの要望も寄せられました。
蘭越では『原発をもう一度考える会』に取り組んでいるMさんにお会いしました。Mさんは、原発連の会員ですが、今晩、今年の活動計画を決める会議を開くと述べ、その一つに今回の学習講演会を位置づけていることを紹介してくれました。
寿都町では、幸坂順子町議宅で新婦人の方々と懇談。「車を出してもらって参加したい」「100万人署名に取り組んでいる」こと、あわせて風力発電で町の財政に役立っているのに、町長は民主党政権の時は原発ゼロに賛成だと言って学習会にも参加してくれたのに、安倍政権に代わったとたんに「原発は必要だ」と変身、風力など自然エネも不安定で駄目だと言う始末。寿都は新鮮な魚が評判だが、原発事故になると風評被害でやられる。今も原発なくせなどと騒がない方がいいんだという雰囲気が強まっていて動きにくくなっているなどと語ってくれました。
(原発連事務局FAX通信より)