2013年12月9日月曜日

北電に再稼動申請撤回要請行動

 泊原発は再稼働するな!
 再稼働申請は撤回せよ!
 原発情報を隠すな!
 自然エネへ転換せよ!

12・9北電本社前で抗議のリレートークとコールに20人
テレビ局2社(STV,uhb)が取材し、夕方放映の予定



 北電による泊原発の再稼働申請から5カ月となる12月9日、原発連と国民大運動道実行委は、北電本社前で今年2回目の昼休み抗議行動を実施しました。道労連と傘下の労組員、共産党道委、原発連役員などから約20人が参加し、横断幕を掲げてリレー―トークとシュプレヒコールを行いました(写真)。
リレートークの最初に、米谷道保原発連事務局長が、フクシマ原発から2年9カ月、いまも14万人を超える県民が避難を余儀なくされ、汚染水の流出も止まらず、事故はいまも収束の見通しも立たないまま、海を汚染し国際的非難を浴びる非常事態となっていることを告発、原発と人間社会は共生できないことがはっきりしたと述べ、全原発の廃炉がオール福島の願いであり、再稼働などとんでもないと指摘。ところが、北電は泊原発の再稼働を優先し、再稼働申請を行った、安倍首相は原発の海外輸出最優先で海外に出かけ、オール福島の願いに背を向けている、一体人として心が痛まないのかーと批判。
さらに同氏は、特定秘密保護法で原発情報がこれまで以上に隠されるのでないかとの懸念が広がっているとし、福島県浪江町の馬場有町長が、福島で行われた特定秘密保護法案に関する地方公聴会で、「福島原発事故の際、SPEEDIの情報が隠され、多数の町民が被ばくしなくてすむはずだったのに被ばくしたとし、原発情報は公開こそ重要だ」と特定秘密保護法案に反対の意見陳述を行ったのに、こうした福島県民の声を全く無視して、翌日衆院で採決を強行したとことを厳しく批判し、「まさに特定秘密保護法のもとで、原発情報が一層隠され、原発がますます国民の目からも見えなくなると危惧される」と述べ、国民の目、耳、口をふさぎ、国民の知る権利を奪う憲法違反の秘密保護法は、撤廃する以外にない、撤廃までたたかおう―と訴えました。
続いて、畠山和也原発連代表委員、黒沢幸一道労連議長、中川福祉保育労組副委員長らが、北電は、福島の事故の教訓を踏まえ、道民の声を聴いて原発を止めて、原発のない北海道を実現してほしい―などと訴えました。

なお、この抗議行動には、テレビ局2社(STV、uhb)が取材し、夕方のニュース番組で放映される予定です。
                                         (原発連事務局FAX通信より)