福島県から避難されているみなさんへ
映画「渡されたバトン~さよなら原発」(脚本・ジェームス三木、監督・池田博穂)札幌上映会へ避難者の入場料無料のご案内について
2013年2月 原発問題全道連絡会
皆さん フクシマ原発事故から早や丸2年、慣れない北海道の地で寒さや大雪と向き合いながら、不安な日々をお過ごしではないでしょうか。毎日のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。
さて、このたび私たちは、劇映画「渡されたバトン~さよなら原発」を札幌で上映することにしました。この映画は、新潟県巻町(現、新潟市西蒲区)に東北電力が建設を計画した巻原発を、25年間の長いたたかいの末、住民投票を実現し建設を阻止した実話をベースに昨年製作されたもので、原発の是非を鋭く問いかける内容となっています。
国の原発推進政策に対する怒りの声が高まり、「原発ゼロ」の世論と行動が広がっている今、時宜にかなった映画となっています。
フクシマ原発事故は、いまだに15万人を超える県民からふるさとを奪い、収束の見通しは立っていません。地元にとどまっている人たちも、放射能被曝の不安に脅かされながら、東電と国に被害の全面賠償や除染を求め、厳しい生活を強いられています。
原発事故は二度と繰り返してはならないし、安全の保障がない今の原発は、すべて再稼働させず、廃止・廃炉にすべきです。
この映画を多くの方々に観ていただき、「原発ゼロ」の運動につなげたいと考えています。
このような思いから、フクシマから避難されておられる皆さんにも、一人でも多く観ていただきたいと考え、ささやかではありますが、先着20名様限定で入場料を無料にする支援をさせていただくことにしました。
観覧を希望される方は、別紙観覧申込用紙にて、4月10日(水)までに申し込んで下さるようお願いします。順次、入場前売券を送付します。当日は、前売り券にて入場ください。
〈劇映画「渡されたバトン~さよなら原発」札幌上映会〉
◇日時 4月20日(土)1回目:10時、2回目:13時
3回目:15時45分、4回目:18時30分
◇会場 札幌共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目 共済ビル6階)
観覧希望申込書(福島から北海道に避難されている方)
申込締切り:2013年4月10日(水)。但し、先着20名様。
氏 名
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性別(男、女)
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住 所
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電 話( )
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申込書送付先:原発問題全道連絡会
【〒003-0805 札幌市白石区菊水5条1丁目4-5第6尾崎ビル3階 道労連内
電 話:011-815-8181、FAX:011-815-4545(村井) 】