2014年8月25日月曜日

9・3泊原発再稼働問題学習会その2

泊原発の再稼働
問題学習講演会


- その2 泊原発の地震への
備えは大丈夫か ー


  ◇日 時 9月3日(水)18時30分

◇会 場 札幌エルプラザ

              2階環境研修室
◇講師と演題

  講師:清野政明さん(日本科学者会議会員)
 演題:大飯原発再稼働差止判決
と地震問題
― 泊原発の地震への備えは大丈夫か ー

― 資料代300円
(当日会場で申し受けます)

北電の地震対策は大丈夫か?ともに考えてみませんか

◎フクシマから3年半。いまも13万人が避難し、汚染水は止まらず、除染も賠償も進まず、放射能汚染に脅かされる不安な日々―原発と人間社会が共生できないことは明らかです。
◎ところが、安倍首相は、世界一厳しい新規制基準で適合とされた原発は再稼動すると言い、北電も泊原発の早期再稼働に躍起です。
◎規制委員会から北電の地震対策に見直しの指示が出て審査が難航していると言われます。北電の地震への備えは大丈夫でしょうか。
☆今一度、ともに考えてみませんか?


主催:原発問題全道連絡会 
(札幌市白石区菊水5条1丁目4-5 道労連内
 011-815-8181、fax 011-815-4545)

2014年8月23日土曜日

10.1学習会中止のお知らせ


10月1日(水)に予定していた

「核のごみの処分問題を考える学習・後援会」

講師 舩橋春俊さんが8月15日くも膜下出血で亡くなられたため中止します。舩橋さんのご冥福をお祈りいたします。

原発問題連絡会ニュース第251号2014年8月20日

全道100万人署名達成へ、
「10・4「ストップ泊原発の再稼働! 
さようなら原発北海道集会」成功と結んで
                     集中的に取り組もう
19日、原発連と国民大運動道実行委が
原発ゼロ大運動「秋の学習・意思統一会議」

 フクシマ原発事故から3年5カ月余、原発連と国民大運動道実行委員会は8月19日、安倍政権の原発・核燃サイクル推進の暴走に立ち向かい、原発のない北海道の実現をめざす「秋の学習・意思統一会議」を札幌市内で開催、加盟団体から約50人が参加しました。
フクシマ後の原発ゼロ運動の到達点に確信もち、
学習を力に、草の根の活動と集中した取り組みで
「原発ゼロの大運動」を推進しよう
畠山和也さん(原発連代表委員)が基調報告

 

開会挨拶で石塚隆幸さん(国民大運動道実行委員長、北商連会長)は、7月に全商連の会議でフクシマを訪れて知った被災地の厳しい現状―国も東電も誰も事故の責任を取らず、県民を分断・対立させている実情を告発し、「原発推進の安倍内閣に怒りを覚える。力を合わせて世論を盛り上げ、原発ゼロを実現していく必要がある」と訴えました(写真)。
開会挨拶する石塚隆幸さん
(2014年8月19日)
 基調報告に立った畠山和也さん(原発連代表委員、共産党道委員会書記長)は、最初に、フクシマから3年5カ月の道内の原発ゼロの運動の到達点について年次ごとに報告。2011年は原発と放射能汚染の学習運動、泊3号機の再稼動を巡る高橋道政との攻防、北電の「やらせ」の発覚と追及、2012年は3団体(安保破棄、フォーラム、ピースネット北海道)の共同行動の発展や毎週金曜日の道庁前行動の展開、大間原発の一方的建設再開強行とのたたかい、2013年は3団体共同による全道100万人署名行動の推進、11月のフクシマ大集会への代表派遣と現地調査、2014年は安倍政権の原発・核燃サイクル推進の暴走への反撃と道民世論結集への自覚的勢力の奮闘など、特徴的な運動を振り返り、2012年5月5日から現在に至るまで2年3カ月間、泊原発を再稼動させないところに追い込んできたと述べ、この到達点に確信を持とうと訴えました。
ついで畠山さんは、今の原発情勢をどうとらえるかーとして、安倍政権の原発・核燃サイクル推進のエネ基本計画にもとづく、原発再稼働ありきや原発の海外輸出への暴走、核のごみの地層処分を急いでいる問題などをあげ、その背景に、財界・電力会社の要請があると指摘しました。また、北電の電気料金再値上げ申請に触れ、原発依存が続く限り、北電は同じことを繰り返すことになるーと、政府の統計資料などを紹介しつつ解明しました。泊原発については、規制委員会による活断層の現地調査で再検討を余儀なくされる事態になっていることや30キロ圏内の避難計画が現実化しない実態などに触れ、ここに安倍政権の思い通りにさせない国民の世論と運動があると述べました。最後に畠山さんは、安倍政権の暴走にどのように立ち向かうかーとして、原発ゼロは廃炉も含めて長く続く闘いであり、繰り返しの学習と到達点の認識をはっきりさせること、フクシマや泊や大間、幌延など現地を知り、連帯することが闘いを風化させないためにも重要だと指摘し、引き続き草の根の活動と力を集中した取組みで局面の打開をはかることが重要―などと訴えました。

全道100万人署名は、
      10月4日までを「特別期間」として
集中的に取組むとともに
  10・4「STOP泊原発再稼働!
    さようなら原発北海道集会」成功に全力あげ
出口憲次さん(国民大運動道実行委事務局長)が行動提起

 

出口憲次さん(国民大運動道実行委事務局長)が行動提起を行い、全道100万人署名達成へ、10月4日の「ストップ泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会」までを「特別期間」として集中的に推進し、年内に20万筆を突破する、北電の電気料金再値上げ『撤回』を求め、北電の支店や支社、営業所などへの要請行動を各地で行う、フクシマや泊、大間、幌延などの現地調査、9月23日の全国3団体共同のNO NUKES DAYへの代表派遣、「10・4ストップ泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会」(札幌大通西8丁目広場、午後1時)の成功に全力あげようーなどをよびかけました。

泊原発の再稼動も
電気料金再値上げも許せません!
横断幕とノボリかかげ15人でリレートーク
8月11日、北電本社前で 原発連と国民大運動道実行委

 道労連、新婦人、北商連、農民連、共産党、原発連などから15人が参加し、「原発が事故を起こせば、農産物は汚染され風評被害でも大きな打撃を受ける。原発と農業は共存できない」「フクシマでは事故後県民が分断され、業者は仕事も家も失うなど大変な被害を受けている。原発はすべてを奪う。やめる以外にない」など、次々怒りの声をあげました(下の写真)。
横断幕かかげてリレートーク
(14年8月11日、北電本社前)







暮らしと営業に大打撃となる
電気料金再値上げ案を撤回せよ
8月11日午前、
国民大運動道実行委が北電本社に申入れ 

北電へ撤回を申し入れる代表
(2014年8月11日)
 国民大運動道実行委(石塚隆幸委員長)は8月11日午前、北電本社を訪れ、北電の電気料金再値上げ案の「撤回」を求める要請書を提出しました(写真)。 
提出したのは、大運動道実行委の出口憲次事務局長と新婦人道本部の秋月浩美常任委員、北商連の池田法仁事務局長、道民医連の橘晃弘事務局次長ら。北商連の池田事務局長は、「道内の中小零細業者にはとりわけ大きい影響を及ぼすものであり、ぜひ再検討し撤回してほしい」秋月浩美常任委員は、「主婦の立場から家計に大変重い負担増になるのでやめてほしい」と訴えました。
応対した北電社員が「原発が再稼動したら値下げする考えです」と、再稼動ありきが当たり前のように発言。池田事務局長、秋月常任委員は「再稼働も電気料金値上げもやめてほしいということ」と反論しました。

第7回大間原発反対現地集会に約600人
道南連絡会から68人、道原発連から6人
第7回大間原発反対現地集会が7月20日、時々小雨がぱらつく曇り空のなか大間町内で開かれました。大間原発に隣接するにわかづくりの集会場(大間原発に反対する地主の会所有地)は、地元の青森県や対岸の函館市や道南地方はじめ全国各地から約600人の参加者で埋まりました(写真)。

集会は、大間原発訴訟の会代表の竹田とし子さんのメッセージ紹介で始まり、大間町で大間原発に反対する会代表の佐藤亮一さんをはじめ、大間原発に反対する地主の会の今村修代表、女川から未来を考える会の武藤聡さん、脱原発原告団全国連絡会・共同代表の小野有五さん、紺谷克孝函館市議、奥村榮青森県労連議長ら12氏が挨拶。
会場を埋めつくす参加者
(大間原発隣接地7月20日)
竹田とし子さんはメッセージで「7月18日の第13回公判で裁判長は意見陳述を認めず、短時間で終わったが、私たちの訴訟が函館市長の訴訟につながったと思う。いまこそ、故熊谷あさ子さんの『大間の海は宝の海』―この言葉を全国に広げて、大間原発建設を中止させたい」などと発信しました。
 小野有五さんは「この集会場に登って来る途中、海岸段丘があり、大間原発は2段目の段丘に建設中ですが、海岸段丘は地震で隆起したことを示すもので、こういう場所に原発を建設してはなりません」「泊原発の廃炉の会には1230人の原告が参加し、廃炉を求める訴訟を行っています。廃炉の会では“知ってましたか?原発をやめた方が得する8つの理由”というパンフレットを作ったので読んでほしい」などと挨拶しました。
 紺谷克孝函館市議は、「今日は大間原発訴訟の会、バイバイ大間原発函館ウオーク、原発をなくす道南連絡会から89人が参加しました。このうち道南連絡会は68人で、江差(新婦人)6人、札幌(道原発連)6人、苫小牧からも来ています」「7月3日の東京地裁での初公判で、工藤函館市長が35分間意見陳述しました。大変立派な内容です。函館市のHPに全文が載っています。是非読んでほしい。いま函館市には、全国各地から激励のメッセージが寄せられ、訴訟支援募金は2500万円を超えています。最近、函館市の訴訟を勉強したいという視察が増えています。新潟県の柏崎刈羽原発や静岡県の浜岡原発などの隣接自治体などから来ています。先日、岩内町で函館市の訴訟の学習会があり行ってきましたが、30キロ圏の町村の原発反対の5団体が主催するもので、ここでも運動が広がっていることを実感しました。函館市議会は、大間原発の建設の無期限凍結の決議をしています。実現するまで頑張ります」などと挨拶しました。
 
デモ前にエコ風船を飛ばす
集会の最後に「第7回大間原発反対現地集会アピール」が読み上げられ、拍手で確認しました。アピールは、「電源開発は9月にも原子力規制員会に『適合審査』申請をしようとしていますが、私たちは、この『適合審査』申請を行わず、大間原発建設を断念するよう求めます」「7月16日に川内原発に原子力規制委員会による『合格証』なるものが出されましたが、私たちは『原発NO!』の声をあげ続けます」「国や事業者を相手に、決意と信念をつらぬいた熊谷あさ子さんのように、大間原発建設を断念させるまで、私たちは声をあげ続け、行動を継続します」「ひとりから、ひとりでも、声をあげよう、あげ続けよう!」などと呼びかけています。
現地集会終了後、風船を500個飛ばした後、ノボリやプラカード、横断幕などを掲げ、宣伝カー2台を出して楽器隊を先頭に大間町内を賑やかにデモ行進しました(写真)。
参加者の一人の女性は「2回目の参加だけど、前回よりもはるかにたくさんの人が参加し、後ろを見てもずうっと隊列が続いていて感動した。また、いろいろな団体や各地の代表からわかりやすい初めて聞く話もあり勉強になり激励されました」と感想を語っていました。函館市による訴訟提起と初公判直後の現地集会に、いつもより関心の高まりが感じられました。
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 泊原発の再稼働問題を考える学習会
  ― その2  泊原発の地震への備えは大丈夫か ー 
  ◇日 時  9月3日(水)18時30分~20時30分
  ◇会 場  札幌エルプラザ2階環境研修室(北区北8西3)
  ◇講 師  清野政明さん(日本科学者会議会員
   *演題  「大飯原発運転差し止め判決と地震問題 
ー 泊原発の地震への備えは大丈夫か ー」
             ― 資料代 300円 ―

   主催  原発問題全道連絡会【電話011(815)8181】

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10月1日()に予定していた
核のごみの処分問題を考える学習講演会」
中止します
  理由は、講師をお願いしていた舩橋晴俊さん(法政大学教授、原子力市民委員会座長)が、8月15日くも膜下出血で亡くなられたためです。ご了解ください。

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2014年8月12日火曜日

北電に再値上げ撤回要請

道民の暮らしと北海道経済に重大な影響を及ぼす電気料金再値上げの撤回を求める要請書を提出
―8月11日午前、国民大運動道実行委が北電本社に―

 国民大運動道実行委(石塚隆幸委員長)は8月11日午前、北電本社を訪れ、北電の電気料金再値上げについて「撤回」を求める要請書を提出しました。(写真) 
提出したのは、道実行委の出口憲次事務局長と新婦人道本部の秋月浩美常任委員、北商連の池田法仁事務局長、道民医連の橘晃弘事務局次長の4氏。北商連の池田事務局長は、「道内の中小零細業者にはとりわけ大きい影響を及ぼすものであり、ぜひ再検討し撤回してほしい」秋月浩美常任委員は、「主婦の立場から家計に大変重い負担増になるのでやめてほしい」と訴えました。応対した北電社員は「原発が再稼動したら値下げする考えです」と、再稼動ありきが当たり前であるかのような態度。これには池田事務局長、秋月常任委員はともに「再稼働も電気料金値上げもやめてほしいということです」と反論しました。

北電本社前で、「再稼動反対、再値上げ反対」の8・11リレートークに15人―横断幕かかげ

―引き続き大通り公園で全道100万人署名 15筆―
北電に再値上げ撤回要請書を手渡す実行委メンバー

北電前で再値上げ反対要請行動
大通り公園での署名行動