さっぽろ実行委員会ニュース 第1号 2013年3月26日
本上映まで あと26日
現在、チケット普及に120人が参加
「共済ホール」本上映まで1ヶ月を切りました。来場者1500名以上が目標です。
現在、120人(団体)のみなさんがチケットをもって、普及活動にとりくんでいます。チケットは、売れた分だけ入金していただければOKです。ぜひ、協力していただける方を広げてください!
めざせ来場者1500名! NEWS No.1
札幌上映を成功させよう
発行 「渡されたバトン」札幌上映実行委員会
TEL 011(758)4596 FAX 716-3927(北海道民医連内)
メールアドレス aozora3@dominiren.gr.jp
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試写会に来場されたみなさんの感想です
映 画を見て、原発の問題は根深くて、様々な影響を与えていたことを教えてくれました。
原発の安全神話を揺らがせるアメリカの事故。そして、チェルノブイリの原発の爆発によって揺らぎ始めたその神話にすがってゆく人達や原発の危険性に本当に深く考えていく人達との対立など、原発によって引き起こされたことがよくわかり、とても考えさせられるものでした。
これからの原発は、私達若い世代にも大きく関わり考えなくてはいけないものと感じさせられました。これ以上、原発を作らない。使わせないという強い意志を持って、原発という爆弾をちゃんと管理しないといけないと思います。
これからの日本を作っていく私達若い世代もこの問題に関心をもって、ちゃんと考えていけるようにこのような作品がとても重要なのだと感じました。 (高校3年 Sさん)
知 人に誘われて見てきた。これは、新潟の旧巻町での原発誘致をめぐる映画である。
映画では、地元住民が同じ家族であっても、世代間で原発に対する意識の対立があること。また安全より金を大事と考える人たちや、原発事故など絶対にあり得ないと発言する議員たちの姿を描いていた。
この映画を見て、原発誘致は、地元を二分し、感情的なしこりを生むということを深く考えさせられた。
ましてや立地地域はどこも人口の少ないところで、地縁血縁の濃いところである。その悩みや苦しみはこの映画でもすべてを伝えられてはいないだろう。それにしても、巻町は、素晴らしいアイデアの住民がいたことと、粘り強い活動で、危険な原発を建てずに済んだ。
ちょうど映画を見た日は、青森県の東通原発で活断層の存在が認定されたと報じられていた。専門家の話では、間近の活断層で地震を感知してから制御棒で運転を止めようとしても、物理的に間に合わないとのこと。
素人が考えても、この地震国、どこにも安全に原発を稼動できる土地がないのは明白だ。この厳冬期、原発無しでも、全く電力は有り余っている。この映画をすべての人に見てほしい。
(中央区・Sさん /「新潟日報」読者の投稿欄より)
2/18 エルプラザホール
「試写会」に130人
会場には上田札幌市長も
2月18日夜、札幌エルプラザホールでの完成記念試写会には130名が参加、上田文雄札幌市長や、映画のモデルになった笹口孝明・元巻町長の従兄さんご夫妻も来場されました。「こんな(住民運動で原発立地をやめさせた)事があったのを始めて知った」(60代女性)、「住民同士の意見の拮抗が描かれていた。単に『反対』でなく、客観的に事実をとらえた良い作品」(20代女性)、「描写に説得力がある」(50代女性)など、感想が寄せられました。
会場でのアンケートには「上映に協力したい」など、たくさんの方から申し込みがあり、チケットの普及協力者も増えています。
学習&宣伝用 DVD 配布中 「原発問題が良くわかる」と好評
実行委員会では、DVD(16~28分版)をつくりました。映画の予告編とともに、「なぜ日本で原発が作られたのか」「建設を推進したのは誰なのか」が良くわかる内容です。地域の「九条の会」などでは、小集会や学習会にも活用され好評です。ご希望の方には無料で配布しています。上映会
4月20日(土) 共済ホール (中央区北4西1)一般前売1,000円(当日1,500円) 小中高生800円(当日のみ)
*「製作協力券」でも入場できます
<4回上映>
①10:00(開場9:30) ②13:00(同12:30)
③15:45(同15:15) ④18:30(同18:00)
*会場前方には車いす席もあります
私もこの映画を推薦します~よびかけ人 石川一美(北海道平和婦人会会長)/植田英隆((株)りんゆう観光社長)/大橋 晃(北海道社会保障推進協議会会長・勤医協中央病院名誉院長)/小野有五(泊原発廃炉をめざす会共同代表・北星学園大学教授)/川原茂雄(「原発出前授業」)/黒澤幸一(北海道労働組合総連合議長)/菅野一洋(原発問題全道連絡会代表委員)/高崎 暢(日本弁護士連合会副会長)/安井 勉(生協九条の会・北海道世話人代表)/渡部 務(年金者組合北海道本部委員長) *敬称略